ウェディングフォトケープ・ライト | 大阪.神戸.京都の結婚式、ナチュラルスタイルのウェディング撮影と手縫いレザーアルバム

0798-61-2622
contact

20191230

雨の日のロケーション撮影

ロケーション撮影は屋外での撮影になるので雨の予報であれば延期することができます。

今回予報を信じで、雨上がりに撮れるだろうと何の疑いもなく決めて延期することなく朝を迎えました。

この時間ならもうお客様も京都へ向かっているはず。

いつしかあたりは明るくなり雨も小降りになり、この調子で!と祈るような気持ちで京都へ到着しました。

スタッフあんちゃんと合流して、いつもお世話になっている「はなをブライダル」さんへ。

お客様のヤスタカさんとマコさんもお支度が出来上がりご挨拶。

「雨あがりそうですね」「今朝は4時起きだったんですよ」「だんなが寝坊しちゃって」話をするだけで今日の撮影は楽しくなるだろうなって確信が持てます。

外はまだ雨がパラパラ。

まずはお店のスタジオ内で撮影をします。撮っていると「雨が止みそうですよ!」という情報。

ぼくたちはこの瞬間を待っていました。みんなで喜び府立植物園へ。

ほんの少しの雨がパラパラしているんだけど、ビニール傘を持った和装姿のふたりも可愛らしく、歩きながらパチパチ写真を撮ったりします。

ここからスムーズに行くかと思いきや、小雨は止むどころか雨脚は強まってきたようです。

多少の雨なら木の下に入るとほとんど雨はかかりません。そこで大きな木の下へ。

でも全然だめ。雨用でもない番傘を使わないと写真は撮れないし、撮り続けるにしても限界があります。

ぼくたちは一旦建物へ避難。

こんな撮影そうあるものではありません。ヤスタカさんマコさんも不安げに空を見上げます。

その姿を見て何も出来ないのが心苦しく、ひたすら雨雲レーダーとにらめっこします。

これから良く撮影ルート上に、雨宿りできる場所があるか、そのことをあんちゃんに確認してもらって、雨が少し弱まったのを見て再出発します。

大きな木の下。

あかん、まだここでも雨が掛かる。

番傘使う。

あかん、番傘しなしなになってきた・・・

ぼくの心の中はそんな感じ。

でも口には出せません。

「おお、ちょっと雨ましになったでしょう。止むのを時間の問題ですよ!」

「雨上がりの緑は最高ですよ、とても艶やかに写るんですよ!」

なんていつも以上に大きな声でみんなに語り掛けます。

お客様も「全然大丈夫ですよ!」なんて言いながらしっかり付いて来てくださいます。

本当にそれが有難い。

そうこうしているうちに、ようやく、ようやく今度こそ雨は降り止んだようです。

そこには想像以上に鮮やかな緑が見渡す限りありました。

竹林も森の中も誰もいない貸し切り状態。

もう傘は必要ありません。

ただひたすら歩き、雨上がりの新鮮な空気を思いっきり吸い込みました。

こんなに静かな植物園は見たことがなく、一般のお客様のことを考えることもいらず、道の真ん中、橋の上、さまざまな場所で撮影をしました。

そしてファインダー越しのふたりの笑顔、緑の鮮やかさはこれまで見たこともないものでした。

みんなでモニターで写真を見ながら笑いあいました。

あの雨があったからの写真です。

今日の撮影は大きな賭けでした。はらはらもしたけれど結果新しいものを開拓できた気がします。「雨あがりフォト」おすすめです。

(でも正直あのはらはらする気持ちは二度と味わいたくないな・・」

雨が降っている間ずっとぼくは次の瞬間どう振舞うべきかと考えていました。

そんな中、信頼してついて来てくれたヤスタカさん、マコさん、そしてはなをブライダルのスタッフの皆様、スタッフあんちゃんに感謝する撮影でした。本当にありがとうございました。

河田洋祐