20180309

1年越しのロケーション撮影

 

こんにちは。スタッフの矢寺です。

先週は一瞬、小春日和のようにあたたかい日が差しましたね。春までもう少し!待ち遠しいです。

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今日は、ちょうど今から一年前、2017年の3月にロケーション撮影をさせていただいた、タダツネさん、サチさんのお話です。

タダツネさん、サチさんと出会ったのは、実はなんと2016年のはじめでした。

その年の夏に結婚式を控えられ、前撮りをご計画されていたのです。
大きくて優しいタダツネさんと、小さくて元気で可愛いサチさん、
アトリエに打ち合わせに来てくださり、和やかな雰囲気のおふたりとお話させていただくのが
とっても楽しかったのを今でも覚えています。

お花畑で写真を撮りたい!
抱っこしてもらって撮りたい!
などなどいろんなアイディアを出してくださって、
北野のパラスティン邸、淡路花さじき、ハーバーランドで撮影することになり、
ロケーション撮影の当日がとっても楽しみになりました。

ところが、予定していた撮影日が、残念なことに雨でした。
そして、予備日も、雨。
東北におられるサチさんのご家族も撮影に参加するため予定を調整したのに、
撮影ができない、そんな状況になってしまいました。

この予備日の前日、河田さん(ケープライトの代表です!)が提案してくれたのは、
ドレスを着る計画は、決行しよう!そして、パラスティン邸の中でおふたりの写真をいっぱい撮って、
さらに、家族みんなの写真を残そう!
でした。

そして、当日、私たちは予定通り、パラスティン邸に集まりました。
はるばる福島県から足を運んでくださったご家族の皆さまとの久々の再会に、
パラスティン邸の中はにぎやかでぽかぽかした空気に包まれました。
そして、お支度の整ったタダツネさん、サチさんが出て来て、みんな大盛り上がり!
お母さまも、お姉さまも、ご自身のカメラでもたくさん写真を撮ってくださっていました。

撮影時間の半分ぐらいが過ぎてからは、ご家族全員が撮影に参加。
みんな入れ替わり立ち替わりサチさんとツーショットを撮ったり、
お父さまとお母さま、お姉さまとご主人さまのツーショットを撮ったり…
タダツネさんもサチさんも、先輩ご夫婦の照れる姿を笑顔いっぱいで見守っていました。

実は、この時、サチさんのお姉さまが妊娠9ヶ月で、サチさんの結婚式に参列できないかもしれない、
だから妹のドレス姿を見られないかもしれないので、ロケーション撮影についていく!
と言ってくださっていたのです。

一時はどうなることかと思ったけれど、
念願叶って家族みんなでおふたりのご結婚を祝えたことを、とっても喜んでくださっていて、
私たちもほっと胸をなでおろしました。

***

そんなおふたり、夏に無事ご結婚式を挙げられ、
月日は流れて、次の春がやって来ました。

そして私たちは、おふたりの新しいお家で、
あの時と同じタキシード、ドレスに身を包んだおふたりと再開しました。

ついに、青空の下で、1年越しのロケーション撮影が叶ったのです!

まだ3月の初めだったのでとっても寒かったのですが、
淡路花さじきでは一部の畑が、菜の花満開!
念願だったお花畑の真ん中で、とっても素敵な写真を撮ることができました。
もちろん力持ちのタダツネさんに、抱っこもしてもらいました。
淡路花さじきでも、ハーバーランドでも、いっぱい、いっぱい撮影しました。
大好きなおふたりに1年越しに会えて、河田さんも私も一日中わくわくして撮影していました。

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日本は雨が多くて、晴れの日が快晴にならないことも、しばしばあります。
写真は見たものがそのまま写るので、青空と曇り空、雨空では、全く違った写真になってしまいます。

でも、どんなにお天気が違っても、人にとっての大切な気持ちは変わりません。
おふたりがお互いを想いあっている気持ち、ご家族がおふたりを祝福している気持ち、
お友達がおふたりを大好きな気持ちは、変わりません。
そんなお顔を私たちは残していきたいな、と
改めて感じた、一年越しのロケーション撮影でした^^

そして、辛抱強く晴れの日を待ってくださったタダツネさん、サチさん、
楽しい時間を、2年連続で本当にありがとうございました!

矢寺 梨奈