先日は「1日写真スタジオ」を無事に開催することができました。
暑さの厳しい中ご参加くださった皆さま、本当にありがとうございました。
最高気温は35度。真っ青な空と、もくもく湧き上がる積雲が印象的な8月最後の日でした。
今年は初めての試みとして、御影公会堂の和室を待合スペースにしました。
待合スペースとは言いつつも、とにかく広い部屋で、80人くらいが宴会できそうなくらい。
畳の上に足を投げ出す子、裸足で走る子、転がりながらでんぐり返しを繰り返す子。
撮影が始まる前から、みんないつも以上のテンションになっていました。
「せっかくだから」と、その和室でも写真を撮りました。
畳に寝転ぶ子ども、横で肩を並べて笑うお父様とお母さま。
例年撮影する洋室とはまた違う、柔らかな写真が残りました。
もちろん、御影公会堂のクラシカルな洋室でも撮影します。
高い窓から射し込む光が程よい逆光を作ってくれます。
フォトグラファーにとっては、外からの光と、人物を浮き立たせるストロボ光のバランスをいかに上手く取るかが腕の見せ所でもあります。(今年はとてもうまく行きました!)
万博が大好きでミャクミャクや入場パスと一緒に撮影をしたご家族や、新しい命を授かったお母様を中心に撮影したご家族・・・
どの家庭にもこの夏のエピソードがあり、わたしたちはそのひとつひとつを受け止めて撮影をします。
今回は偶然にも、参加してくださったご家族の子どもたちの多くが男の子。
10歳未満の男の子が中心で、とにかく元気いっぱい。
声を張り上げ、走り回り、笑い、また走る・・・
わたしたちも負けじと大きな声を出して、夢中でシャッターを切りました。
気づけば喉はからから。
室内には目に見えない「熱」で満ちていて、今回の写真にはその「熱」も写り込んでいると思います。
ご参加くださった皆さま、ありがとうございました。
また来年もこの濃密な一日を一緒に過ごせたら嬉しく思います。
ケープ・ライト 一同